クリスマスを彩るBredele
bredele (ブレデレ)を焼きました。
ブレデレとはアルザス地方で
クリスマスに食べられる
ビスキュイ類の総称です。
お写真⬇️はクリスマスマーケットや
パティスリーに並ぶブレデレ。
その種類は無限…?
家庭ごと、お店ごとに
さまざまなレシピが存在します。
読み方(日本語表記)もさまざま…
「ブレデレ」が一般的ですが
ブレデラ・ブレドル・ブレダラなどなど。
このところ気になっており、
この道に詳しい方に尋ねてみました。
そもそもフランス語を
カタカナで表現することと自体、
ちょっと無理がありますが、
やはり地域によって多少の
発音や綴りの違いがあるのでは…
との回答でした。
私の好きなベラベッカも、
Berawecka Beraweckeなどと綴られ、
発音もヴェラヴェカとするのが、
現地に近いようですが、
すでにベラベッカとして
定着しつつありますね。
アルザスは南北に
Haut-RhinとBas-Rhinの
2県で構成されますが、
主にその南北で
お菓子のスタイルや名称が
異なることも多く、
今回のケースも同様に考えるべきでしょう。
綴りとしても
上記以外にBredle・Breedels
などが散見されます。
ひとまず私は「ブレデレ」で
統一することとしますが、
もう少し調べてを進めたいと思います。
さて、
今回焼いた「ブレデレ」は3種類。
Kipferle(キプフェル)
(又はクロワッサンアラヴァニーユ)。
ドイツ語圏でもお馴染みの
三日月型のサクホロとしたビスキュイ。
Tricornes(トリコルヌ)
「三角帽」を意味する可愛いお菓子。
中には砕いたナッツを混ぜた
メレンゲが入っています。
Spritzbredele(スプリッツブレデレ)
ヴィエノワなどとも呼ばれるビスキュイ。
アルザス出身のピエール=エルメ氏が
インスタライブで紹介していたルセットで。
現地ではこのように
バトン型に絞ることが多いようです。
今年、アルザスでは
クリスマスマーケット復活!
寒い中Vin chaud片手に楽しむ人々で
賑わっているようです。
その一方コロナの次の波も
ひたひたと押し寄せているとか…
なんとかくい止めて欲しいものです。
そして私たちにもまた
あの「Magies de Noël 」
(クリスマスマジック)の
夢の世界を体験できる日が
訪れますように!
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