Banonは栗の葉で包まれています
食べてみたかったチーズ、
Banon(バノン)を
先日頂くチャンスがありました。
バノンとは
栗の葉に包んで熟成させた
山羊のチーズ。
プロヴァンス地方の特産で
AOCの認証を受けています。
プロヴァンスの話題になるたびに
このチーズの説明をしておきながら、
取り寄せるタイミングを逸し、
しかも山羊は少し苦手😅…
ということで若干引け腰だったので、
お味見させていただきラッキー!
外観で既に興奮し😆、
中の写真を撮り忘れましたが、
オレンジがかった外皮に包まれ
ねっとりとした食感。
栗の葉の香りは…さて🤔
山羊独特の匂いの方が強烈で、
葉の香りはそれほど感じませんでした。
コナラの樹液シロップが添えられ、
そのおかげで匂いが和らぎ、
私もなんとか😅
このシロップ、
こくがあって美味しかったです!
この地方ではよく山羊が飼われ、
栄養価の高いミルクは、
医者も摂取を推奨していたようですが、
チーズ自体は周囲に知られることもなく
地元で消費される程度だったようです。
19世紀の末頃から
この地方を訪れる観光客の間で話題になり、
入手できる場所が限られることもあって
存在が有名になりました。
ドーフィネ地方にも同名のチーズがあり、
そちらは牛乳ベース。
ハーブなどで
香り付けされているそうですが、
正真正銘のバノンは
アルプドートプロヴァンス県の
バノンで、山羊乳から作られたものと
されています。
こんな場所にありますよ😊
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