サンニコラの日の「マナラ」

マナラ(Mannele)を焼きました。
昨日12月6日のお菓子です。
この日はサンニコラ
(聖人ニコラ)の日。
サンタクロースのモデル?になった
と言われている聖人ですが、
アルザスではこの日、
この聖人を象った
スペキュロス(クッキー)や
人型のブリオッシュのマナラを
子供に振る舞います。

この聖人、
子供の守護神と言われていますが、
子供を塩漬け肉にしようとした
悪い肉屋から、
この聖人が救い出したという
逸話から来ているようです。

この時期にアルザスに行くと
色んなタイプのマナラに出逢います。
この子たちは現代っ子で
スマートですね😊 
他にもカラフルなチョコレートを
まとった子や、素朴な丸い子もも
見かけましたよ。
同じようなお菓子は
周辺諸国でも見受けられますが、
ドイツの子は
何故かみんなパイプを持っていました。
同じ人型という点では
ジンジャーブレッドマンも
親戚でしょうか?

私は冷凍庫に残っていた
ブリオッシュ生地で😊
艶出しの卵も塗らず、
体型もずんぐりと昭和ですね(笑)

ボナペティ フランス! ~フランス地方と家庭のお味の世界へようこそ~

フランスの地方には素朴で豊かな魅力がいっぱい! 地方料理や地方菓子にも その土地ならではの味わいがあります。 キーワードは「ボナペティ!(BON APPETIT=いただきます!)」 一緒にフランスのおいしい旅に出かけてみませんか? 歴史や風土に思いを馳せながら頂く ママンのお味はきっと格別♪ レッスンやコラムを通じて そんなフランスを一緒に学んで、一緒に作って、一緒に味わいましょう♥

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