11月のレッスン風景
今月の【ア・ターブルの会】が
終わりました。
テーマは【学んで味わう】コースと同じく
フランスの中央部、オーヴェルニュ地方。
こんな位置にあります。
過去にこの地方を学ばれた方は
レッスン後に特産のレンズ豆(AOP)を
手に入れられたようですが、
まだお手元にあるのでは~(笑)と思い、
もう一つ代表的なお惣菜をご紹介しました。
Petit salé aux lentilles
(塩豚のレンズ豆煮込み)です。
前の日にお肉を買っておけば、
意外と時短でできるお料理です。
少なめの煮汁で煮込み、
あとから加えるレンズ豆に
その旨味を含ませます。
お豆と塩豚で味の骨格を作れば
余計な調味料は不要。
頂く時にお好みでマスタードを。
前菜はPounti(プンティ)
お野菜の入った卵料理です。
小麦粉が入るので、
その比率によっては
ケークサレのように仕上げるタイプも。
緑の野菜をどう使うかによって
表情が変わります。
現地ではポテ(豚肉のポトフ)の翌日に
その余ったお肉を混ぜたりしますが、
今回はベーコンやハムを用い、
ほうれん草とパセリを刻みいれました。
中にプルーンを入れるのがお約束。
少量のイーストも加えて
ふっくら焼き上げます。
デザートにはりんごのフロニャルド。
サクランボ以外でクラフティを作ると
このように呼ばれます。
ムチッとした生地の食感は
「フランス版ういろう」とも(笑)
この地方の青カビチーズである
ブルー・ドーヴェルニュのアイスを添えて。
仕上げにりんごのオー・ド・ヴィをさっと塗ります
毎回合わせるワインは
オーヴェルニュから少し東のボージョレから
モルゴンを。
ヌーヴォ解禁直前のレッスンとなり、
ある意味とても旬なチョイスでしたが(^^ゞ、
ほのかに感じる土っぽさが、
レンズ豆とマッチして
良い組み合わせでした。
今年の【ア・ターブルの会】は
これで終わりですが、
年内のお教室は
ベラベッカのワークショップと
【学んで味わうフランス】を控えて
まだまだ続きます♪
クリスマスムードも徐々に高まり、
一年で一番好きな季節が
今年もやってきます
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