アショア〜色もご馳走のうち〜

Achoa d'espelette
(アショア・デスプレット)
…名前からお分かりですね、
バスクの家庭料理です。

アショアとは
「細かく刻んだ」という意味の
バスク語axoaに由来し、
仔牛や羊のミンチと
玉ねぎやパプリカを煮込んだものです。

実は…
地方料理の本でレシピと
写真を見た時には、
シンプルすぎる構成と、
彩りの悪さ(笑)に
全くそそられませんでした😅

それでもいろいろな本で
郷土料理として登場するので、
やはり一度は!…と
ようやく作ることに。
ちょうど国産のパプリカが
豊富に出回っているので、
緑ではなく赤のパプリカを使い、
お肉は豚を大きめにゴロゴロとカット。

出汁がわりに少し生ハムを刻み、
バーミキュラのフライパンで
ギュッと旨味を閉じ込めるイメージで。
仕上げはバスク唐辛子と
イタリアンパセリをぱらり。

すると…
何と美味しいことでしょう!

シンプルなのに
飽きの来ないおいしさ。
パプリカの赤にも誘われて
家族も次々とお代わりです。

思えばレシピの写真は
緑のパプリカのみ使われていたので、
くたくたに煮えて色も冴えず😅
ただそれだけのことで、
作らずにいた自分を後悔しました。

バスク地方では
学校給食にも登場するメニューとか。
きっと日本で言う肉じゃがのような
存在なのかもしれませんね!

またレッスンでご紹介したい
一品が増えました❤️

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