タネを取らない理由

さくらんぼ🍒のクラフティ
(Clafoutis aux cerises)

フランスの中央部
リムーザン地方の銘菓です。
陶器で有名なリモージュのある
オート-ヴィエンヌ県や、
その南のコレーズ県は
ブラックチェリー🍒の産地。
その旬の美味しさを
丸ごと封じ込めて焼き上げます。

クラフティとは
「釘を打つ」という意味のフランス古語。
釘=種を取らずに焼くのがお約束です。

なぜ取らないのか…?
①フルーツの旨みを逃さず焼く(納得!)
②種を取ると汁気が出て
 生地がベタつく(納得!)
③タネを取る作業が省ける(笑)
…なのだそうですよ。

もちろん予め種を除く方が
食べやすいですし、
シーズンオフには
冷凍やシロップ漬け🍒を使ってもOK!

でも旬のさくらんぼ🍒を使っての
味わいはやはり格別なんです♡
一年のこの時期だけの贅沢ですね!


ボナペティ フランス! ~フランス地方と家庭のお味の世界へようこそ~

フランスの地方には素朴で豊かな魅力がいっぱい! 地方料理や地方菓子にも その土地ならではの味わいがあります。 キーワードは「ボナペティ!(BON APPETIT=いただきます!)」 一緒にフランスのおいしい旅に出かけてみませんか? 歴史や風土に思いを馳せながら頂く ママンのお味はきっと格別♪ レッスンやコラムを通じて そんなフランスを一緒に学んで、一緒に作って、一緒に味わいましょう♥

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