4月のレッスンより。ヴァンデの白インゲン「モジェット」
大型連休が待ち遠しいこの頃です。
久しぶりの海外旅行に出られる方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
さて、4月のボナペティ・フランスは
「学んで味わうフランス」の
アルザス編から始まり、
ポークリエットのワークショップ、
「ア・ターブルの会」と駆け抜けました!
今月の「ア・ターブルの会」のテーマは
大西洋沿岸部。
ペイ・ド・ラ・ロワール地方の
ヴァンデ県あたりから南下し、
アキテーヌのボルドーあたりの
海辺にフォーカスして
メニューを組みました。
土地の素材をシンプルに味わうお料理が多く
調理法も簡単な物が多い分、
その素材やお料理の説明にも
時間を割きました。
前菜の小さなおかず3品は
アンブーレ・ド・シュー
サーディンのロワイヤン風
白インゲンのマリネ
キャベツが多く生産される
この土地ならではのバター蒸しは
メインの付け合わせとしておなじみですが、
今回は旬のうすいえんどうのグラッセを
半つぶしにして和えて。
ロワイヤン風…は
生の鰯を特産のバターとカナッペにした
郷土料理がベースですが、
今回は自家製オイルサーディンを
AOPシャラント・ポワトゥのエシレと共に。
ロワイヤン(Royan)は
私が学生時代にひと夏を過ごした
海辺の街です。
そして白インゲン…
お料理自体は土地特有ではないのですが
ヴァンデ県はモジェットと呼ばれる
白インゲンの産地。
冷凍食品のピカールで扱いがあります。
水煮缶を使うより
歯ごたえを残せるのがお気に入り。
ちなみにフランスは豆の種類が豊富です。
マルシェなどでも見知らぬ種類がたくさん!
メインのお料理は鯛のヴァンデ風
ワインとフュメドポワソンと
香味野菜で蒸し煮して
バターモンテしたソースで頂きました。
デザートはみんな大好きな
カヌレ・ド・ボルドー♪
シンプルな材料なのにハードル高めの
このお菓子を極力負担がなく、
失敗の少ない方法で。
今回合わせたワインは
ボルドーの白のAOCである
グラーヴを。
このワイン、
メインとの相性はバッチリでしたが、
なぜかオイルサーディンとは不協和音(;.;)
マリアージュって難しいです。
先月までは重めの味付けの
お料理が続きましたので
今回は春らしく軽やかに~♡
楽しんで頂けたら嬉しいです。
0コメント