絹織物工の脳みそ⁉︎

バルコニーのエストラゴン。
好きなハーブです🌿
昨年小さなポットで買ったものの
あまり大きくならず…
宿根なので冬枯れしても
諦めずにいたら、
この春はニョキニョキと成長しています。

これを使って先日作ったのは…

Cervelle de canus
(セルヴェルドカニュ=絹織物工の脳みそ)
…という名のリヨン名物です。

水切りしたフロマージュブランに
生クリーム、ワインヴィネガー、
エシャロットやハーブ類を混ぜて作る
おいしいディップ。

食通の街リヨンは
かつて絹織物産業が盛んでしたが、
そこで働く職人の朝は早く、
昼食前に軽い食事を取る
習慣がありました。
その食事を「マション」と呼びますが、
その代表メニューのひとつです。
語源は"マショネ"(もぐもぐ食べる)
という単語。

リヨンの街を訪ねると、
あちこちに郷土料理を提供する
ブションと呼ばれるビストロに
出逢いますが、
先に着くとさっと
パンと共にこのおいしい「脳みそ」が
出てきますよ😊


ボナペティ フランス! ~フランス地方と家庭のお味の世界へようこそ~

フランスの地方には素朴で豊かな魅力がいっぱい! 地方料理や地方菓子にも その土地ならではの味わいがあります。 キーワードは「ボナペティ!(BON APPETIT=いただきます!)」 一緒にフランスのおいしい旅に出かけてみませんか? 歴史や風土に思いを馳せながら頂く ママンのお味はきっと格別♪ レッスンやコラムを通じて そんなフランスを一緒に学んで、一緒に作って、一緒に味わいましょう♥

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