絹織物工の脳みそ⁉︎
バルコニーのエストラゴン。
好きなハーブです🌿
昨年小さなポットで買ったものの
あまり大きくならず…
宿根なので冬枯れしても
諦めずにいたら、
この春はニョキニョキと成長しています。
これを使って先日作ったのは…
Cervelle de canus
(セルヴェルドカニュ=絹織物工の脳みそ)
…という名のリヨン名物です。
水切りしたフロマージュブランに
生クリーム、ワインヴィネガー、
エシャロットやハーブ類を混ぜて作る
おいしいディップ。
食通の街リヨンは
かつて絹織物産業が盛んでしたが、
そこで働く職人の朝は早く、
昼食前に軽い食事を取る
習慣がありました。
その食事を「マション」と呼びますが、
その代表メニューのひとつです。
語源は"マショネ"(もぐもぐ食べる)
という単語。
リヨンの街を訪ねると、
あちこちに郷土料理を提供する
ブションと呼ばれるビストロに
出逢いますが、
先に着くとさっと
パンと共にこのおいしい「脳みそ」が
出てきますよ😊
0コメント