南西部のお菓子リソル
年に数回ひっそり開催される
神戸地方菓子講習会に行ってきました。
今回のメインテーマは
南西部のアヴェロン県の
スペシャリテ
Rissoles aux pruneaux
(リソル オ プリュノー)。
サブレ菓子の中に
風味付けしたプルーンが
たっぷり詰まっています。
元来、この時期(四旬節)に
サレ(塩味)系のファルスを入れて
作られていたそうですが、
今はプルーンをたっぷり詰めて
年中パン屋さんで売られています。
プルーン以外のフルーツが入ることも。
上の写真は、
私が2018年に訪れた
アヴェロン県の小さな町、
ライヨールにて撮影したものです。
(刃物の町として有名ですね)
時間が経つとサブレ生地が
プルーンのジュでほんのり湿り気を帯び、
しっとりした美味しさでした。
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毎回素晴らしいおまけのお菓子①は
同じく南西部の
マスパン(pic5)のアレンジで。
アングレーズソース、
マリネしたフルーツ、
シャンティ、
ウ ア ラ ネージュなどと盛り付けると、
地方菓子もこんな風に華やかになります♡
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おまけ②は
南仏のショコラティエ
Lilian Bonnefoiさんのルセットによる
パリ・ブレスト。
ノワゼットの風味と食感を
存分に味わえる構成でした。
リソルは作りやすく、
おやつにも朝食にも良いですね。
レッスンでご紹介したい一品です。
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